今回は少し前に一番くじの景品として出回ったMGクリアカラーコアファイターを使い、クリアパーツをキレイに仕上げる方法を解説します。
筆者が引き当てたのは無色クリア成型のコアファイター。
全てのパーツがツルスケです。

MGコアファイターが本来クリア成型を前提にしてないので当然ですが、結構ゲート痕やパーティングラインが目立ちます。

そこで400番程度の紙ヤスリでゲート痕やパーティングラインをガッツリ削り落とします。
そこから1000番、2000番と紙ヤスリの目を細かくして磨き表面を滑らかに。
磨きの最後の方はペーパー当てを縦方向ではなく、クルクルと円を描くように磨くとキレイに仕上がります。
※苦手な人は目の細かいスポンジヤスリ推奨。

ただこれだとゲート痕などは消えましたがクリアパーツの透明感が消えてしまいます。

そこで光沢コートを薄く数回吹き掛けて透明感をリカバリー。
使う光沢コートはビン塗料でも缶コートでも構いません。
薄く吹いて軽く乾かすを2〜3回もすればOK!

吹いたコートをしっかり乾燥させた状態がこちら。
ゲート痕・パーティングライン・ペーパー痕、全てが完璧に消え理想的な状態になりました。

ほかのパーツも同様に仕上げ。
光沢コートの乾燥を待つ間に簡単なディスプレイプレートを制作。
プラ板を2枚重ね、色をベタ塗り、デカール貼り付け、艶消し吹いてと超簡素な方法で作られてます。

このまま組み立てて完成でもいいですが
少し面白味を足す為にブラックライトに反応して光るエナメル蛍光塗料でスミ入れしてみます。

やり方は普通のエナメルスミ入れと同様。
エナメル溶剤で塗料を薄め、バラけたパーツのディテールに流し込み、乾いたらエナメル溶剤を付けた綿棒ではみ出た箇所を拭き取り。
蛍光塗料を光らせるブラックライトは普通に買うと高いので
ブラックライト付きのペンなんかが安価でオススメ。


青い光に反応して青い塗料が光ってるので分かりにくいですが、ディテールから青い光か広がります。


今回の工作は動画にもまとめたので良かったらこちらもご視聴ください。
今回はクリアパーツの仕上げ方の例として、クリアコートによるリカバリーや蛍光塗料のスミ入れを紹介しました。
それではまた次回!